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このブログについて
このブログは、パーマカルチャー生活の実践と、組織からの独立を目指す、私こと「木村薫(HN:コウキヘイ)」によって運営されています。
これまで運営していたブログ「雨竜」に引き続きまして、自転車やキャンプ、旅行に加えて、パーマカルチャーを実践的に取り入れるための挑戦をテーマに書いていこうと考えています。
木村薫の自己紹介
1990年生まれ、新潟県上越市が故郷です。その後、学生時代に秋田、新潟市に居住していました。
2015年から国家公務員として群馬県、2022年から北海道にて勤務しています。
しかし、巨大な組織の不自由さと腐敗に耐えられず、独自の生き方を模索し始めたのは2021年ごろでした。
2023年4月に独立を決意し、2025年3月の辞職と独立を目指し現在各所調整、各種挑戦中です。
入道雲の目指すところ
パーマカルチャーを取り入れて 自由な生活を目指します
たくさんの最新テクノロジーに満たされ、豊かな文化活動のある我が国でもかかわらず、どうしてここまで貧しさを感じながら生きていかなければならないのだろうか。
そのような疑問は私が働き始めた当時から感じていました。アパートメントを借りるのにも、電気を使うにも、ガスを使うにも、水を使うにもすべてお金がかかります。そのお金を稼ぐために生きているわけではないのに。
もしかすると、官舎敷地に居住を制限されてでも、その代わりに大半のコストを支払ってくれる現在の組織に入ったのはそういう理由もあったのかもしれません。
しかしその組織の窮屈さに耐えきれなくなり、外に出ようともがくいているとき、パーマカルチャーと出会いました。
自分たちでできることは自分でやる。近くの知り合いに相談して一緒にやってみる。それらの分野は、家庭菜園的な農業、燃料を得るための自営林業、井戸を掘った水の確保から、家の作成まで含まれます。
間違いなく昔の人たちは当たり前にやっていて、今を生きる多くの人たちが手放してしまった文化でした。その生活の中に、私は勝機を見出したのです。
パーマカルチャー的生活のすべては無理でも、取り入れられる部分を取り入れていくことが、生活にかかるコストを圧縮すると同時に、貨幣経済からの独立と自由の道がつながっていると考えています。
自転車を生活のあらゆる場面に取り入れる生活様式を実践します
私は自動車を今は保有していますが、もし修理できないほどに破損したら次に自動車を買わなくてもよいと考えています。
理由としては、自動車を保有するメリットよりデメリットのほうが上回りつつあること、自動車のない生活に慣れてしまったというのがあります。
その代わりにこの数年生活の中に取り入れられていったのが自転車でした。
最初の一台はホームセンターで売られているようなスチール製の折りたたみ自転車でした。
重量が14kgあり、当時住んでいた群馬は山がちだったので帰り道の坂道など登れないのではないかと、譲ってもらったときは感じていました。
しかし実際に乗ってみると、徒歩よりもずっと楽に遠くに行くことができ、懸念した坂道も登り切ることができました。
当時、自動車を保有していたにもかかわらず、運転を禁止されていた私にとってはとても楽しい体験でした。
その後、折りたたみ自転車であることを活かして、輪行(自転車を分解または折りたたんで公共交通機関に乗せること)をしながら各地を旅行したり、キャンプに自転車で行ってみたり、サイクルトレーラーを用いて自転車だけでは積載できないようなものを運んだりと、自転車を生活に取り入れてきました。
そして、昨年の北海道への異動は私に大きな体験を与えます。
冬の積雪地帯での自転車の運用をいよいよ始め、ひと冬を無事に終えたのです。
私自身が雪国の出身ですから、冬は自転車に乗ることができないという先入観があり、それを覆すことができました。
自転車は非常に安価で、それでいて行動半径や人間のできることを数倍に拡げてくれる素晴らしい道具です。
何より、動力に燃料やエネルギーを必要としません(乗りてがご飯を食べないといけませんが!)。
ヨーロッパでは自転車は見直され、都市部では自動車車線を自転車専用レーンに置き換える動きすらあります。
非常に経済性にも地球環境にも、都市環境にもそして人間の健康にもよい自転車を、楽しみながら生活に取り入れ、共感する仲間を増やしていきたいと考えています。