前回の記事では、バッテリー電動工具の利点と欠点を実感したことを書きました。
今回については、その欠点を補う有線式(AC100V)の工具を買うところから始まります。
サイクルトレーラーで買い出しに~Burley Travoy
この数週間、大好きな転車に乗る時間が減っていたので、今日は折り畳み自転車のBrompton P Lineでサイクルトレーラー Burley Travoyを引っ張っていくことにしました。
Bromptonというのはイギリスの自転車メーカーで、非常にコンパクトに折りたためながらも、強度や走行性能もそこそこ備えたバランスの良い自転車として世界的なシェアを持っています。
同様にTravoyというのは、世界的なシェアを持つ自転車用トレーラーです。概ね24kgを積載可能でありながら、折りたたんでコンパクトに収納できる特徴を備えています。
自転車とトレーラーの詳細の紹介は今度の機会に譲りつつ、小金湯から藤野のDCMまでの8㎞ほどを走っていきました。
帰りは上り傾向でしたが、工具や昼食を積載していても1時間ほどで上ることができました。
有線式電動工具のメリットを享受するも
安定したパワーで作業が進む!
購入してきたのは同じくDCMブランドの円盤鋸でしたが、必要十分な性能でした。2×4材を次々と2×2材に変えていきます。
勿論、熱をもって止まったり、バッテリー切れになることはありません。一方で、一本切断するたびにポータプル電源の残量が1~2%減っていくのがなかなかの脅威でした。
安全回路作動!~出力が足りないぞ
木材の押し付けが少し強すぎたのか、鋸が止まってしまいました。見るとポータプル電源の側からの給電が止まったようでした。
そこで初めて、ポータプル電源の出力不足に気づきました。
私の使っているポータプル電源は、jackeryのポータプル電源1000なので、定格出力が1000Wでした。
購入した円盤鋸の定格出力は850wですが、負荷が大きくなれば瞬間的にはそれを上回ることももあるのでしょう。
普段の生活の便利さを実感する
私は普段官舎に暮らしており、電気が使えないということがまずないです。職場で電動工具を使うことも多いですが、電気が足りないという場面はほとんど遭遇したことがないです。
今、こうして山の中の限られたリソースの中で工作を行うとき、普段いかに便利で快適な環境にいるということを実感します。そしてその便利さの維持のために、自分自身が全くと言っていいほど努力していないことも。
私がやっていることは、時代錯誤なのかもしれない、と頭をよぎることもあります。私の考えていることが実現できるのならそれはきっと楽しいことだ、有意義なことだと感じていることと、今の環境(小金湯基地であり自分の官職・社会的地位)を自分で変えていきたいという情熱が私を動かしています。
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