豆乳を飲んでみる~食の選択を変える①

パーマカルチャー

 先日のマエマコさんのリアル講座を終えてから、スーパーに行ったときに興味関心を持って食品を選ぶようになりました。

 今回については豆乳の記事です。

牛乳は大好きだけど

セイコーマートの牛乳の成分表

 私は子供の頃から牛乳を始めとして乳製品が大好きです。チーズやヨーグルトも好きなので積極的に摂取して来ました。

動物性脂肪を過剰摂取になる

 講座を受ける前から、動物性脂肪の量が多いということは知ってはいましたが、中々に生活を変えることができませんでした。

 しかしながら、リアル講座で話しながら、過剰な動物性脂肪は血液や血管にとって良くない状態だと理解したので、豆乳を選んでみることにしました。

日本人はそもそも乳糖を分解できない人が多い

 日本人が牛乳を飲むようになったのは明治時代以降です。富国強兵政策の下、工業を推し進め、農業を大規模化し、食糧を改善することで国民の肉体すら改造しようとしていました。

 ここ北海道では、冷涼な気候が酪農に向くと判断され、大規模な畜産が行われました。現在でも日本一の牛乳の生産量を誇ります。

 ここ200年位で一気に飲み始めたわけですが、そもそも生まれ持った遺伝子的に牛乳をうまく消化できない人も少なくありません。現に私の父はそこまで牛乳が得意ではありません。

豆乳を飲んでみる

COOPさっぽろの無調整豆乳の成分表

 豆乳については久々に飲むので幾つか選んでみることにしました。イチゴ味やコーヒーなどの味付けされたもの、調整豆乳と無調整豆乳の4種類を飲み分けてみました。

味について~少し苦味が残る

 牛乳に比べて少し苦味が残る感じがあります。私は大丈夫ですがそれが嫌いで避ける人もいるようですね。

 調整豆乳や味付けのものについてはやはり飲みやすいですが、炭水化物が多めなので注意です。

成分について~豊富なタンパク質と貧弱なカルシウム

 上2枚の画像はそれぞれ牛乳と無調整豆乳の成分表です。無調整豆乳は牛乳に比して、カロリーが低く(炭水化物や脂質が少ない)、タンパク質が多い一方で、カルシウムは少ないという特徴があります。

 日本は雨が多く河川の流れが急なので、諸外国に比べると土壌中にカルシウムが備蓄されにくいです。そのため農作物からカルシウムを摂取することが難しいので、それは仕方のないことかもしれません。

 お魚は逆に豊富なカルシウムを含むので食べて補いましょう。

価格について~牛乳の2倍程度

 豆乳の価格は牛乳の2倍程度します。これは大豆ミートなども同様で、国内における生産量・コストが酪農のほうが有利であるということの証左です。 

僕たちはどう生きるか?

調整豆乳(右)は飲みやすく成分が調整されている

自分で選べる範囲だけでも変えていく

 健康を意識して食材を選んでいくことは大切です。

 一方で全ての食材を健康に良いものだけで固めてしまうのは、高コストですし息が詰まってしまうと思います。

 私は給与の一部が食事という形で支給されるため、自分自身で選べる領域は広くありません。それでも、休日に食べるものくらいは自分で選んでいこうと考えています。

やがては社会を変えていく

 主流でない食材は、かつて今よりももっと店頭にすら置いてない時代もあったはずです。それを変えてきたのは需要の高まりであり、大元にあるのは人々の選択です。

 私たちの考える正しさを、正攻法で表現し続けることがやがて社会を変えていくのだと、最近の私は考えています。

 

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