前回、屋根の骨組みを組付けたモバイルトイレですが、このまま横倒しにしてシートを被せていても雨が浸透して腐るだけです。
雨はまだまだ続きますし、数週間にわたって作業できない見込みなので、屋根だけはつけなければなりません。
波板を買いに行く
屋根の大きさはおおむね136cm四方なので、つまり4尺半ほどの波板が必要になります。
そのサイズはないので、9尺を二つに切ることにしました。9尺というのはおおむね2.7mです
私の保有している自動車は軽トラックをベースにしたバンです。確かスペック上は2740mmほどの長物が積載できたはずと、シートを操作し、メジャーで測り、実際に積載してみましたが、なかなか圧巻な光景です。
個人林業や本格的なDIYをするのであれば軽トラのほうが間違いなくいいですが、バンでもかなりのことができます。
10年を越える付き合いの自動車で、うち6年ほどは組織の都合で家で眠っていましたが、今光明を得ている感じがしますね。
波板を取り付けていく
波板の切断
波板は専用のハサミもあるらしいのですが、もっていないので、長さを測り角材とカッターナイフで切断面に傷をつけて目安にしていました。
波板の固定
波板の固定には、傘釘というものを使います。釘の周囲が塩ビの傘のようなものがついており、雨が釘を伝って屋根の下に入りにくいというものです。
これを金槌で打ち込んでいきます。
幅が足りないぞ~廃材利用の難しさ
一枚を数本の傘釘で仮止めした時に気づきました。
横幅が足りていません。
井形が平行四辺形のようにゆがんでいるので、左側は足りそうですが、右側は長さも足りていません。
工作精度の問題もありますが、捨てられていた材木の再利用はひと手間二手間もかかると教訓を得ました。
つぎはぎで屋根を完成させる
以前購入していた波板があるので、それをつぎはぎして屋根を無理やりに完成させました。
いよいよ自立の時です。この状態なら多少雨が吹きつけても晴れた日には乾いてくれるので大丈夫でしょう。
見た目以上に重さがあるので台風でも来ない限りは倒れないですが、逆に私一人ではこの状態で動かす方法がないので、キャスターを装着することを検討しています。
毎週、失敗し学びながら進んでいます。次に作るモバイルハウスではもっとうまくできるだろうと感じつつ、今週の活動を終えました。
コメント