雪の中トレーラーを引く~週末小金湯13-2

週末小金湯

積雪5cm、氷点下の朝

目覚めると、完全に冬になっていた。

 雪国の初雪というのは少し地面を濡らす程度ですぐに消えてしまうのが常なのですが、今年はどうやら違ったようでした。

 11月12日朝、目覚めた私は窓の外の風景が白いことに気づきます。葉の落ちた枝には代わりに雪がまとわりついていました。

 窓を開けると5cm程の積雪です。雪がここまで積もると予想していなかったので、車のワイパーを上げていなかったりしていました。

 雪というのは、流れることのない洪水と考えてもらうとわかりやすいと思います。水が引かないと歩くことも気を付けますし、作業にも大きく影響がでます。

 今日の日までにトイレが完成し、とりあえずの越冬の準備を終えていたことが幸運でした。

雪に埋もれる愛車。しかし自動車と違って暖気運転も必要なく、雪を落とせばすぐに走らせられるのが強み。

初めての雪上トレーラーを引く

もともとは灯油タンクを輸送するために増設したフロントキャリアだったが、トレーラーを引っ張るときにもメリットがある。

 結局、降り方は弱まりながらも昼くらいまで雪は降りました。

 午後からは気温も少し上がったことから多少雪が解けましたが、来週に小金湯基地で小さなイベントがある予定だったので持ち帰るものが多く、トレーラーを牽引しないといけませんでした。

 サイクルトレーラーを使い始めて数年、雪の中で動かすのは今回が初めてでしたがさすがファットバイク、太いタイヤで地面をしっかりとつかんでくれています。

 しかしながら、凍結や積雪は中央区より多いはずなのでそろそろ「冬タイヤ」に交換しないとなりません。

 来るときは2時間ほどかかった道のりも、今日は風がなかったので1時間ほどで帰宅できました。

中央区は積雪ゼロ

 初雪にしては大雪な小金湯から中央区へ下ってくると、全く雪がないことに気が付きます。

 追い抜いていく車は雪がついていますが、確かに向かい側の車はほとんどのついていません。

 同じ札幌でも、中央区と南区で気候が違うと認識し、翌日に冬用のスパイクタイヤに履き替えるのでした。

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