折り畳み自転車にいくら使ってきたか~小径折り畳み自転車に対する質問3

折り畳み自転車

 ブログ記事を読んだ方からのコメントにこたえていく企画第三弾です。

 今回は「これまでどれくらいの金額を折り畳み自転車に費やしてきましたか?」というものです。

総額は…70万円くらい?

DAHON K3

 今、どんぶり計算したところ、70万円くらいでした。

 以下が内訳です。

  • DAHON Dash P8 …8万円
  • DAHON K3 …10万円
  • STRiDA LT …12万円
  • BROMPTON P Line …42万円

 振り返ってみると、少なくはない金額ですね。折り畳み自転車ではない電動アシスト自転車やファットバイクを加えると100万を越えます。

価格差の原因は何?

STRiDA LT

開発元と後追いの違い

 多分、普段自転車に乗らず、折りたたみ自転車の相場を知らない人ほど、リストの価格が高いのではと感じているはずです。

 私が持っている折りたたみ自転車のうちDAHONという会社は、アメリカの最大手の折りたたみ自転車のメーカーです。

 今売られている折りたたみ自転車の殆どにこの会社が申請した特許の機構が使われています。

 それだけでなく、大手メーカーが作った自転車の部品や材質を落とすことで、安い自転車を供給している面もあります。

ホームセンターやドンキホーテなどの自転車は安い例

 3万円くらいで売られてる折りたたみ自転車って結構ありますよね。

 先程書いた通り、各部をオミットすることで価格を落としているのでその価格になります。

 折り畳みのヒンジの溶接が太かったり、ネジを回して固定する方式だったり、冗長な太いフレームで安全を担保していたり…。

 そういったことの積み重ねが、重く、折りたたんでもまあまあ大きく、折り畳みにひと手間ある、そういっま折りたたみ自転車を生み出しています。

高い商品はオリジナルな部分が多い

 DAHONに限らず、そこそこの価格帯のメーカーはオリジナリティで勝負できます。

 これまでの歴史がブランド力を高め、開発力に繋がり、結果として新しい技術革新を盛り込めているのです。

 その結果として、細身軽量なフレームでも十分な剛性をもたせたり、専用規格や部品で軽量で快適な乗り心地を作り出すことができるのです。

 これが自転車の価格差の原因です。

 開発元はお金がかかりますし比較的良いものが提供されますから価格は上がります。

 そこから技術を貰って、ダウングレードさせて制作しているので安価な自転車も生まれるのです。

BROMPTON P Line

BROMPTONは最高級品の部類

 一般に、自転車というものは共通規格が存在します。例えば、フロントのハブ(ホイールの中心で回転する部分)は74mm、リアは135mmといった具合です。

 その規格に合わせて、パーツメーカーはパーツを作ります。

 有名ドコロだと、shimanoでしょうか。釣具でも有名な日本のメーカーで、コンポーネント(変速機一式)は世界的な精度を持ちます。

 各自転車メーカーはフレーム等を自社開発して、それらに規格品のパーツを取り付けていることが多いのです。

 一方、価格40万のP Line、そして2023年に発売されるオールチタンモデルのT Lineは80万となる予定のBROMPTONは、その車体のほぼ全てが専用設計部品で構成されていることで有名です。

 私の知る限り、サドルだけがパーツメーカーのものを使っていますが、以前は専用品でした。

 つまりそれ以外の部分、変速機やクランク、ブレーキや泥除けに至るまで、自社開発の専用品を用いています。

 それらにより、BROMPTONの自転車は他社の折りたたみ自転車の追随を許さないレベルでの折りたたみ自転車としての完成度を誇っています。

折りたたみ自転車を選ぶ1つの目安は価格 

高機能で便利なものほど高いですが…

 私の保有するBROMPTON P Lineは、折りたたんでコンパクト、10kgを切る軽量さ、そして(折りたたみ自転車にしては)走行性能が高いという機能があります。

 それぞれのカテゴリーで見れば、もっと小さいもの、もっと軽いもの、よく走るものは存在しますが、総合的なバランスの良さでは他の会社の追随を許しません。

 しかしながら、一番廉価なC Lineですら20万超ですから、私も購入するまではだいぶ躊躇していました。

私のおすすめは10万円前後です。

 私が最初に選んだP8はモデルチェンジのセールで8万円ほどで購入できましたが、もともとは10万円ほどでした。

 当時は3万円ほどのホームセンター折りたたみ自転車に乗っており、それを後輩に譲ることにしたので新しい自転車をと考えていました。

 当時からBROMPTONやDAHONの、いわゆるハイエンド機を知りつつも、10万円前後にしようと考えていました。

 安い自転車の重さや折りたたみにくさは、実感を持っている一方、20万円を超えることは盗難被害やオーバースペックなのではないかと感じていたので、10万円という基準にしましたが、正解でした。

 DAHONやternといった有名メーカーの入門から中堅モデルが5-10万円になるので、最初の一台としてハズレのない自転車が多いのです。

 いかがだったでしょうか。これまでの折りたたみ自転車遍歴を価格とともに語りつつ、少しだけおすすめの情報をお伝えしました。

 今度はアフリエイト的に、おすすめの自転車を紹介する記事を書こうと思ってます。

 もし読者の方でこの自転車について意見がほしい、といったものがありましたら、問い合わせフォームより連絡いただければ、記事にしたいと思います。

 

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